「毎日が地獄だった」韓国「元注目」女優が芸能界を去った裏事情…事務所代表からの強要と苦境
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【08月03日 KOREA WAVE】韓国の俳優キム・セインが、生活苦や芸能界を離れた経緯を明かした。所属事務所の代表に歓楽街の店などへ連れて行かれ、苦痛を感じる日々が続いたと振り返った。
MBNの番組が7月30日に放送され、現在は保護した動物15匹を世話しながら暮らすキムの近況を紹介した。
キムは20歳で映画に初出演し、容姿や演技力を備えた新人として注目されたが、その後、芸能界から姿を消した。現在は飲食物の配達のアルバイトをしているという。
番組でキムは「少しでも多く稼ぐため懸命に働いている。広告やドラマ、映画の撮影も時々あるが、それだけでは難しい。大所帯を養うには休まず働かなければならない」と語った。
事業家だった父親のもとで裕福に育ったが、アジア通貨危機を契機に生活が一変したという。「トイレもない倉庫のような場所で両親と3人で暮らした。高校に入るころから家計が深刻に苦しくなった」と振り返った。
家計を支えるため20歳で俳優としてデビューし、出演料の大半を両親に渡したが、生活は容易には改善しなかった。キムは「当時は数千万ウォンという金が本当に切実だった。家族が非常に苦しい状況で、自分が背負わなければならないと思った」と述べ、生活苦を乗り越えるため露出を伴う演技にも応じたと明かした。
父親は娘が稼いだ金を使うことに心を痛め、事業の失敗を責め続けていたという。キムは、俳優としての自分を誇りにしていた父親に申し訳なかったと涙を見せた。
父親は2年前に心臓発作で死去した。母親はくも膜下出血で倒れ、15年間にわたり昏睡状態が続いているという。キムは「母はもうすぐ80歳になる。あとどれだけ一緒にいられるか分からないが、私にできることは何もない」と語った。
芸能界を離れた理由については「芸能界そのものが嫌になった。所属事務所の代表が歓楽街の店のような場所に連れて行き、ずっと苦しめられた。毎日が地獄のようで、生きることさえ嫌だった」と明かした。
その後はマレーシアで旅行ガイドとして働いたが、新型コロナウイルスの影響で帰国せざるを得なかったという。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News