左派ルラ氏、4期目へ出馬表明 ブラジル大統領選
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【8月3日 AFP】ブラジルのルイス・イナシオ・ルラ・ダシルバ大統領(80)は2日、10月の大統領選への出馬を表明した。
中南米左派の重鎮であるルラ氏は、混迷の時代における「確かな手腕」と極右勢力の世界的な台頭に対する「防波堤」を自任し、通算4期目となる最後の任期を目指す。
サンパウロで開かれた労働者党(PT)大会では、ドナルド・トランプ米大統領の名前が直接言及されることはなかったものの、米国との貿易や外交上の対立が深まる中、ルラ氏や主要な左派幹部らは「外部からの脅威に対しブラジルの主権を守る」というテーマを強く打ち出した。
ルラ氏は国防費の増額を呼びかけ、「どこの国にもこの国を侵略させないよう、準備を整えたい」と述べた。
支持者たちは何百万人もの人々を貧困から救い出した社会福祉プログラムを評価する一方で、批判派はPTが過去24年間のうち約17年間にわたり政権を握ってきたことを指摘し、治安悪化や汚職といった長年の課題を強調している。
ブラジル憲法では大統領の連続3選を禁止しているが、一定期間を置けば再び出馬することが可能となっている。ルラ氏は、2003~10年まで大統領を務めた後、汚職の罪で有罪と判断された。しかし、この判決は後に無効と判断され、3年前に政権に返り咲いた。
ルラ氏の最大のライバルは、極右のジャイル・ボルソナロ前大統領の長男フラビオ・ボルソナロ氏となる。ボルソナロ前大統領は2023年のルラ氏の就任を阻もうとクーデターを計画した罪で有罪判決を受けた。
世論調査機関による最近の調査では、決選投票が行われた場合、48%がルラ氏に、43%がフラビオ氏に投票すると回答している。(c)AFP