43回通って毎回「星1点」…韓国・レビュー5000件超の“常連客”に店を潰された店主の無念
このニュースをシェア
【08月02日 KOREA WAVE】ある利用者が、43回も訪れた飲食店に毎回星1点の評価を付けていたことが分かり、韓国で波紋が広がっている。
JTBC「事件班長」によると、仁川で自営業を営む男性が有名地図アプリで近隣の飲食店のレビューを見ていたところ、不審な点に気付いた。普段から客が多く、おいしいと評判の行きつけの刺し身店が、5点満点で2点台という極端に低い評価になっていた。
レビューを確認すると、原因は一人の利用者だった。この利用者は「43回目の訪問」と記しながら、毎回星1点だけを付けていた。
プロフィールを調べると、投稿したレビューは5000件を超え、周辺の多数の飲食店にも低い評価を付けていたことが確認された。
被害は店主に集中した。評価が2.9点や1.5点まで下がり、刺し身店の店主は激しいストレスに苦しんだ。健康まで悪化し、最終的に店を譲って去ることを決めた。
さらに不可解だったのは、レビューの内容だ。利用者は「グッド」「親切です」と書きながら、評価は必ず1点にしていた。悪口や虚偽の内容が含まれていなかったため、店主側も通報や対応が難しい状況だった。
被害を受けた店舗は一、二軒ではなかった。25回以上訪れた刺し身店のほか、200回以上利用したスーパー、80回以上通ったカルグクス店にも「グッド」と書いて1点を付けていた。同様の被害を受けた店舗は数百店に上るとみられている。
こうした行動の理由を巡っては、さまざまな推測が出た。「おいしすぎて有名になってほしくなかった」「店が繁盛して店主が大変になるのを心配した」といった見方があった。
また、「6点を付けたかったが、5点までしかなかったので1点にした」という独特な解釈や、システム上の不具合、個人的な満足感を得るためだった可能性も取り沙汰された。
騒動が広がると、問題のレビューは一斉に削除された。投稿者が自ら消したのか、プラットフォーム側が削除したのかは確認されていないが、5000件を超えるレビューがまとめて消えた。
レビューの削除後、店舗の評価はすぐに回復した。被害を受けた刺し身店は2.9点から満点の5.0点に上昇し、精肉店も4.9点まで戻った。
(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News