ウェブ漫画のキャラがアイドルダンス…韓国ネイバーの短編動画アプリを体験 [韓国記者コラム]
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【08月02日 KOREA WAVE】短編動画プラットフォームには、人気ウェブ漫画やアニメのキャラクターを使った二次創作が数多く投稿されている。一方、これまでは著作権侵害の恐れがあり、編集作業も難しいため、一般のファンが気軽に楽しむにはハードルがあった。
韓国ネイバーウェブトゥーンは、公式短編動画サービス「カッツ(Cuts)」と連動する制作アプリ「カッツメイク(Cuts Make)」を公開した。原作者の許可を得た知的財産を使い、誰でも合法的かつ簡単に短編動画を制作できるサービスだ。
記者が実際にアプリをダウンロードし、人気ウェブ漫画「史上最高の領地設計士」を使って動画を制作した。
最大の特徴は操作の手軽さだ。ホーム画面で「キャラクターミーム」を選び、18種類のテンプレートから「カッツ・ファンカム」を選択。続いて主人公ロイドを選ぶと、アイドル衣装を着たロイドがステージでマイクを持ち、ポーズを取る動画が完成した。操作は計4回で、制作時間は5分もかからなかった。
基本テンプレートには、10~20代に人気のインターネット上のミームが多く使われている。自撮りや撮影現場の舞台裏、パラパラダンスなど、流行の要素を取り入れた。
ウェブ漫画の静止画を選び、約1分のミュージックビデオを作る機能もある。人工知能が静止画に動きを加え、アニメのオープニング映像のような効果を生み出す。
現在は「史上最高の領地設計士」をはじめ、「全知的な読者の視点から」「恋愛革命」「出会い系アプリ依存」など9作品が参加している。ファン層を広げるには、利用できる作品を早期に増やす必要がありそうだ。
一方、生成AIの表現力には課題も残った。ロイドの動画を作る際、原作にある容赦のない卑劣な表情を再現しようと、個別の指示文を何度も入力したが、編集結果には十分反映されなかった。
原作の文脈を理解していない演出も見られた。ロイドが気絶したオークに出会う場面では、目を開けたり口を動かしたりしないはずのオークが、生成された動画では目を開き、話すような動きを見せた。
有料決済を頻繁に求められる点も利用の壁となる。最初の体験後、追加コンテンツを作ったり細かな編集を試したりすると、有料の仮想通貨「ゼリー」の購入画面が表示される。
簡単な操作でファン活動のハードルを下げた点は評価できるが、細部まで編集したい利用者を満足させるには、AI性能の向上と課金制度の見直しが必要とみられる。【NEWSIS イ・ジュヨン記者】
(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News