ソウル市中区・明洞で観光を楽しむ外国人旅行者(c)news1
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【08月02日 KOREA WAVE】韓国の文化体育観光省と韓国観光公社が29日に公表したデータによると、2026年上半期(1~6月)の訪韓外国人観光客は1071万人となり、新型コロナウイルス流行前の2019年同期と比べて約27%増加した。外国人による観光消費額は10兆389億ウォン(約1兆500億円)と、上半期として初めて10兆ウォンを超え、コロナ禍前の約2.6倍に拡大した。

2026年上半期の訪韓客数は2019年同期の843万9214人を約230万人上回った。新型コロナの影響で2020年上半期は213万8576人、2021年は42万187人まで落ち込んだが、その後は2022年に81万172人、2023年に443万796人、2024年に770万1407人、2025年に882万5967人と回復を続け、2026年に初めてコロナ禍前の水準を超えた。

韓国観光データラボによると、外国人によるクレジットカード観光支出は2026年上半期に10兆389億ウォン(約1兆500億円)を記録した。2019年同期の3兆8311億ウォンから約6兆2000億ウォン増加し、約2.6倍となった。観光支出は2020年上半期に1兆2594億ウォンまで減少し、2021年には6688億ウォンまで落ち込んだが、その後は回復基調が続き、2026年に初めて10兆ウォンの大台に達した。

観光収支も改善している。3月に136カ月ぶりの黒字へ転換した後、4月は1億5990万ドル(約237億円)の黒字となり、前年同月の3億2390万ドルの赤字から改善した。5月も2億2050万ドル(約327億円)の黒字を記録し、3カ月連続の黒字となった。

訪韓市場の構成にも変化がみられる。2019年上半期には中国人観光客が280万2486人で全体の33.2%を占めていたが、2025年は252万6841人、構成比28.6%まで低下した。一方で、日本や台湾、東南アジアからの旅行者が増加し、特定市場への依存度は低下している。

2026年6月の国・地域別では、中国が64万9582人で最多となり、日本が34万8216人、台湾が22万3127人で続いた。さらに、金海、大邱、済州、清州など地方空港からの外国人入国者は39万5246人と前年同月比42.5%増となり、首都圏空港の増加率18.2%を大きく上回った。

韓国文化観光研究院の2026年第2四半期外国人観光客調査では、訪韓満足度は前年同期の89.8点から90.5点へ上昇した。地方訪問率も31.4%から34.2%へ高まり、外国人観光客の旅行先がソウル中心から地方へ広がる傾向が鮮明になっている。

文化体育観光省のカン・ジョンウォン観光政策室長は、訪韓市場の成長はKカルチャーの魅力と政府、観光業界の取り組みが相乗効果を生んだ結果だとした上で、地方空港の利用拡大や観光消費の増加を追い風に、韓国各地が観光の舞台となるよう政策支援を続ける考えを示した。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News