【8月2日 AFP】ペルーの有名な世界遺産「ナスカの地上絵」を見学する外国人観光客を乗せた小型飛行機が1日に墜落し、乗っていた13人全員が死亡したと警察が発表した。

事故は、首都リマの南約240キロに位置するピスコの空港を離陸した直後、午後1時(日本時間2日午前3時)過ぎに発生した。

警察は記者団に対し、「乗客11人と乗組員2人の計13人が死亡したとの情報が入っている」ことを明らかにした。

「事故の規模からして、生存者はいない。これまでに4人の遺体を収容した」と語った。小型飛行機の搭乗者については詳細が明らかにされていない。

事故原因についても言及されなかった。今後、ペルー民間航空局が調査を行う予定で、すでに調査員が現場に入り証拠収集を進めているとされる。

地元メディアがフェイスブックに投稿した画像では、消防隊と警察が、墜落した機体の残骸の中で作業を進める様子が確認できる。

ペルー通商観光省は、乗客11人が「外国人観光客」であると発表した上で、関係各国の大使館と連携して対応にあたるとしている。

地元ラジオ局RPPは、イタリア人7人、ドイツ人2人、スペイン人2人が亡くなったと報じた。

墜落した機体は、観光フライトを提供する「アエロディアナ」社によって運行されていた。アエロディアナ社はAFPに対し、事故に関する詳細情報を追って発表すると語った。

墜落現場近くの住民の1人は、飛行機が墜落の衝撃で爆発したと証言している。

同様の事故はこれまでにも発生している。2022年には、チリ人2人とオランダ人3人を含む7人が小型機の墜落事故で死亡し、また2010年10月には、エアナスカ社の小型機が観光フライトの途中で墜落し、英国人観光客4人とペルー人の乗組員2人が死亡している。(c)AFP