韓国宇宙航空庁提供(c)news1
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【08月02日 KOREA WAVE】米航空宇宙局(NASA)が、韓国を月面基地建設の主要なパートナー国として評価し、今後2~3カ月以内に協力分野と各国の役割を具体化する方針を示した。

NASA月面基地プログラムのカルロス・ガルシア・ガラン責任者は7月29日、ソウルで開かれた記者説明会で、韓国政府や宇宙航空庁と協議していることについて「韓国が主要な貢献国になり得る水準に達したという前向きな兆候だ」と述べた。

NASAは月面基地建設の第1段階として、月への輸送システムや長期滞在用の基盤施設、居住モジュール、月面移動手段などを検討している。初期段階では、月の南極への安定した接近と現地環境の調査を担うロボット任務が中心になる見通しだ。

ヌジュード・メランシー副責任者は、韓国の強みとして通信、衛星、ロボット、モビリティー、科学研究、センサー技術を挙げた。NASAと韓国は月周回衛星「タヌリ」の任務でも協力した経験がある。

協力候補には、月着陸船や通信システム、月面モビリティー、科学試料の採取技術、試料や物資を保管・輸送するコンテナなどが挙げられた。ただし、韓国の特定企業や研究機関の参加が決まった段階ではない。

NASAはまず韓国宇宙航空庁との政府間協力を具体化し、その後、産業界の参加機会を検討する。大型居住モジュールや与圧式探査車に加え、大学や中小企業が10~20キロ級の小型搭載機器を開発し、月着陸船に載せる案も推進する。

韓国は2021年にアルテミス合意へ10番目の署名国として参加し、2024年10月には宇宙航空庁とNASAがアルテミス研究協定を締結した。2026年2月にはNASAの「ムーン・トゥ・マーズ」ワークショップで、月面基地に関する協力案を提案した。

NASAが構想する月面基地は、輸送・居住区域や電力・通信施設、科学研究施設を分散配置し、燃料や宇宙飛行士用の酸素を生産する工場も備えた「小さな都市」に近い形になるという。

ガルシア・ガラン責任者は「今回は月へ行くことが最初の段階にすぎない。韓国は、この挑戦に共に参加することを期待している国の一つだ」と強調した。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News