韓国・京畿道城南市盆唐区にあるネイバー第2社屋「1784」を見学した「2026 news1大学生未来キャンプ」の参加者(c)news1
韓国・京畿道城南市盆唐区にあるネイバー第2社屋「1784」を見学した「2026 news1大学生未来キャンプ」の参加者(c)news1

【08月01日 KOREA WAVE】社内ロボットが自らエレベーターに乗り、会議室までコーヒーを届ける。リサイクルごみを投入すると人工知能(AI)が自動で分類し、社員が注文した荷物も希望する時間に席まで運ぶ。

韓国京畿道城南市盆唐区にあるネイバー第2社屋「1784」で7月29日、「2026 news1大学生未来キャンプ」の参加者が、ロボットとAIを業務に取り入れた空間を見学した。

「1784」という名称は、社屋が建つ盆唐区亭子洞178-4番地に由来する。同時に、第1次産業革命が始まった1784年のように、新たな産業革命を生み出すという意味も込められている。ネイバーはこの建物を業務空間としてだけでなく、ロボットやAI技術を実証する試験施設としても活用している。

学生たちが最初に訪れたのは社内のスターバックスだった。カウンターの奥には、自動運転ロボット「ルーキー」が数台並んでいた。アップグレードのため一時的に運行を停止していたが、通常は社員が注文した飲み物を会議室やオフィスまで届ける。

社員は社内アプリ「ネイバー WORKS」でコーヒーを注文し、店舗へ行かずに席でルーキーを待つ。クラウド基盤のロボット制御システムが移動経路を管理し、ルーキーはエレベーターを使って地下から最上階まで移動する。

6階にはロボット専用エレベーター「ロボポート」も設置されている。ルーキーは専用エレベーターだけでなく、社員が利用する一般のエレベーターも使い、建物内を行き来する。

ルーキーの役割はコーヒー配達だけではない。会社に届いた荷物についてネイバー WORKSで通知を受けた後、希望する時間に席まで届けてもらうこともできる。

ネイバーによると、ロボットは発達障害のある社員の業務支援にも活用されている。社内の植物店やコンビニで働く発達障害のある社員が、あらかじめ作業手順が決められたロボットとともに働くことで、業務負担を軽減しているという。

建物には環境配慮型の技術も導入されている。外壁には自然光を調節する特殊ブラインド窓「ルーバー」を採用し、冷房エネルギーを抑えている。休憩スペース「ハイブ」にはAIリサイクル機器を設置し、資源ごみを自動で分類する。

見学に参加した世宗大学4年のイ・ユジンさんは「ロボットがカフェの飲み物を届けるサービスが印象的だった。AI技術が思っていた以上に日常生活の近くで活用されていると実感した」と話した。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News