【8月1日 AFP】英裁判所は7月31日、中国がロンドン中心部に「メガ大使館」を建設する計画許可に対する異議申し立てを棄却した。物議を醸す計画の阻止を目指す住民側は、戦いを継続すると誓った。

野党の政治家や香港の民主活動家の支援を受けた地元住民や事業者で構成される市民運動グループは、政府による決定の再審査を求めて高等裁判所に提訴していた。

原告はロンドン塔に隣接する「メガ大使館」の影響について、テロ攻撃のリスクが高まることやスパイ行為、反体制派への嫌がらせなどに関する懸念を政府が聞き入れなかったと主張した。

しかし、7月に行われた審理を経て、判事2人は同31日、住宅相が今年1月に計画許可を出した判断は適法であったとして、原告側の主張を棄却した。

この決定は、政府が適法に行動したかどうかのみを審理したものであり、計画決定自体の妥当性を判断したものではない。

住民側は、最高裁判所への控訴を目指し、控訴許可を申請すると発表。また、裁判費用を賄うためのクラウドファンディング活動を再開したと述べている。(c)AFP