韓国・猛暑で「モール避暑」が定着…複合商業施設の来店客が増加
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【08月01日 KOREA WAVE】記録的な猛暑と熱帯夜が続く韓国で、複合商業施設が夏の代表的な避暑先となっている。冷房の効いた屋内で買い物や飲食、展示、期間限定店舗を一度に楽しむ「モールバカンス」の需要が増え、主要施設の来店客や売り上げが伸びている。
流通業界によると、2026年7月に入り、ザ・現代ソウルやスターフィールド、ロッテワールドモールでは、家族連れや20~30代を中心に来店客が増加した。業界では、猛暑だけでなく、体験型コンテンツと飲食を組み合わせた施設の魅力が集客につながっていると分析している。
ザ・現代ソウルでは、7月1~26日の売り上げが前年同期比25.8%増加した。飲食は30.6%、若者向けファッションは32.4%伸び、来店客数も14.6%増えた。特に20~30代の来店客は20.5%増加した。
同施設では、フランスのブランドや体験型企画を集めた夏季イベントのほか、バンクシー展や映画関連の期間限定店舗を展開し、滞在時間の長期化を図っている。
スターフィールド河南店には、同期間の平日に1日平均5万5000人、週末には平均11万人が訪れた。各店舗では風船や折り紙、ボードゲームなど、夏休み中の家族向け企画を強化している。
ロッテワールドモールの来店客は、平日平均17万人、週末平均22万人で、前年同期比30%増となった。夏用品やイヤホンの期間限定店舗に加え、菓子や飲食ブランドを相次いで導入し、飲食分野の競争力も高めている。
業界では、複合商業施設が単に暑さを避ける場所から、一日を過ごす目的地へ変化しているとみている。人気コンテンツを活用した期間限定店舗や展示、飲食、家族向け体験を組み合わせ、来店客の滞在時間と1人当たりの購入額を引き上げる戦略が広がっている。
猛暑が繰り返されるなか、買い物や食事、文化体験を屋内で済ませる消費行動が定着しつつある。流通業界では、気候変動への対応を意識した施設づくりが、新たな競争分野になるとの見方が出ている。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News