トランプ氏、スペインへの不法移民殺到は米国への警告 民主党が政権取れば「米国も同じ目に」
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【8月1日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は7月31日、北アフリカのモロッコに隣接するスペイン領の飛び地セウタにここ数日間に数万人の不法移民が押し寄せた問題の政治利用を試み、野党・民主党が政権を握れば米国も同じ目に遭うと警告した。
米FOXニュースによると、トランプ氏は「恐ろしい事態だ。あの映像を覚えておいてほしい。間違った側が政権を取れば、3年後には米国も同じ目に遭うだろう」「もし民主党が政権を取れば、まともな生活は送れなくなる」と述べた。
ホワイトハウスのメッセージが、セウタの状況と、トランプ氏が看板政策として掲げる厳格な不法移民対策とを結びつけることに重点を置いているのは明らかだ。
世論調査でトランプ氏の支持率が30%台前半まで低下し、民主党が今年11月の中間選挙で少なくとも下院での過半数奪取を目指す中、セウタでの不法移民危機は共和党の政治的強みである不法移民問題に焦点を戻す好機となっている。
2024年大統領選でトランプ氏が民主党のカマラ・ハリス前副大統領に勝利した背景には、米メキシコ国境からの制御不能な不法移民の流入に対する有権者の懸念や、移民が米国人を殺害しペットを食べているとするトランプ氏の衝撃的な警告に対する支持があった。
J・D・バンス副大統領は7月31日、不法移民がセウタに押し寄せるニュース映像をX(旧ツイッター)に投稿し、この映像は「『西洋への侵略』を可能にした急進左派グローバリストの政策」を浮き彫りにしていると主張。
「神に感謝する。トランプ氏が大統領に選ばれたおかげで、わが国の国境ではこのような光景は見られなくなった」「スペインから届いたこれらの映像は、大量移民と急進左派グローバリストの政策がもたらした結果を思い知らせる悲痛な警告だ」と投稿した。
スティーブン・ミラー大統領次席補佐官(政策、国土安全保障担当)は7月30日夜、Xでセウタへの移民流入の動画をリポストし、「民主党は侵略者(インベーダー)によって皆さん(米国民)の家が踏みにじられ、奪われるのを見て歓喜するだろう」と書き込んだ。 (c)AFP