韓国の輸入ビール、半数近くが日本産…2026年上半期に33.5%増
このニュースをシェア
【07月31日 KOREA WAVE】2026年上半期に韓国が輸入したビールの約半数を、日本産が占めたことが分かった。韓国の消費者にとって日本のビールが身近な存在であることに加え、低価格の商品を大量に供給し、市場への攻勢を強めた結果とみられる。
韓国関税庁の輸出入貿易統計によると、1~6月のビール輸入量は12万4200トンで、2025年同期の11万4863トンから8.1%増えた。
特に日本産の増加が目立った。上半期の日本産ビール輸入量は5万8305トンで、全体の46.9%を占めた。2025年同期の4万3676トンに比べ33.5%増加した。
輸入ビールに占める日本産の割合も、1年間で38.0%から46.9%へ8.9ポイント上昇した。ビール全体の輸入量は前年同期より9337トン増えたが、日本産だけで1万4629トン増加した。
一方、日本を除く41カ国からの輸入量は7万1187トンから6万5894トンへ7.4%減った。他国産の減少分を、日本産の増加分が補って余りある形となった。
日本産ビールは、輸入国の中でも比較的単価が低い。上半期の輸入単価は1キロ当たり0.79ドルで、42カ国の平均である0.88ドルを下回った。2025年の0.81ドルからも2.6%下落し、ベトナム産の0.78ドルや中国産の0.81ドルと同程度だった。
これに対し、単価が高い国からの輸入量はそろって減少した。1キロ当たり1.09ドルのオランダ産は3944トンで、前年同期比71.5%減った。米国産は17.9%、アイルランド産は13%減少した。
日本産ビールは、実際の販売量も伸びている。サッポロによると、2026年上半期の韓国国内での販売量は前年同期比52%増加した。2025年上半期も、前年同期比59%増を記録していた。
業界関係者は、円安を背景に日本を訪れる旅行者が増え、現地で飲んだ日本のビールを帰国後に再び購入するケースも増えていると分析した。日本のビールブランドに対する親しみや高級感、好感度なども複合的に影響したとみている。
(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News