【7月31日 AFP】サッカー前韓国代表監督の洪明甫(ホン・ミョンボ)氏は30日、W杯北中米大会でのグループリーグ敗退の「全責任」を負うと、国会議員らに対して述べた。

大会敗退後に辞任した洪氏は同日、大韓サッカー協会(KFA)の運営を調査する文化体育観光委員会の聴聞会に出席した。

聴聞会では、2024年の監督就任に至る優遇措置の疑惑について追求を受けた。KFAの採用担当者が洪氏の自宅を訪れ、不透明な面接を行ったとの主張が出ている。

これについて洪氏は、「適切な手続きが行われたと信じています」と述べ、特別な便宜や利益を求めたことはないと否定した。

また議員らは、代表指揮官としては高額とされている38億ウォン(約4億2800万円)の年俸を受け取っていたとの主張を提起した。洪氏はこの数字は誤りであるとしたものの、正確な金額の公表は拒否した。

洪氏は北中米W杯で韓国が32強入りを果たせなかったことについて謝罪し、「私は監督として、結果で評価される立場にあります」「今回のW杯でのパフォーマンスは期待に応えられなかったため、全責任を負います」と語った。

洪氏は、W杯のグループリーグ最終戦で南アフリカに0-1の敗戦を喫してから、ファンや有識者、政治家からの猛烈な批判にさらされた。

決勝トーナメント進出には引き分けでもよかった南ア戦では、ベテランで主将の孫興民(ソン・フンミン)をスタメン落ちさせるという決定を下してファンを落胆させ、洪氏は帰国時には大ブーイングを浴びた。

李在明大統領は大会後の声明で、洪氏の名指しこそ避けたものの、サッカー界のトップレベルの採用が「忠誠心や派閥主義」で濁っていることに言及し、この不振はリーダーシップに昇進した「不適任な人々」のせいだと非難していた。(c)AFP