Kビューティーの対ブラジル輸出、5年で10倍…韓国大手4社が市場攻略
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【07月30日 KOREA WAVE】韓国の化粧品企業が、世界3位の規模を持つブラジル市場の攻略を加速している。イ・ジェミョン(李在明)大統領の国賓訪問を機に、韓国政府も原料開発や規制対応、オンライン販売まで現地進出の全過程を支援する方針だ。
アモーレパシフィックホールディングス、APR、グダイグローバル、シリコントゥーの代表は28日、ブラジル・サンパウロで開かれる韓国・ブラジルビジネスラウンドテーブルに出席。韓国側の参加企業15社のうち4社を化粧品関連企業が占める。首脳外交に伴う経済使節団にKビューティー企業がそろって参加するのは異例で、業界の地位向上を示すものと受け止められている。
アモーレパシフィックはブラジルでミジャンセン、呂(リョ)、ラネージュなどを販売。APRはメディキューブを中心にドラッグストアや化粧品専門店へ販路を広げている。グダイグローバルは朝鮮美女、ティルティル、スキン1004を現地のセフォラで展開している。
流通企業のシリコントゥーは、約175カ国で構築した企業間取引と電子商取引のネットワークをブラジルに拡大する方策を探る。ブランド企業と流通企業が同行することで、出店や販促、販売網構築を一体的に進める余地も広がる。
韓国は2025年、ブラジルの化粧品・パーソナルケア用品輸入市場で7位の供給国だった。2026年第1四半期には6位へ上昇し、ブラジルによる韓国製品の輸入額は前年同期比35.1%増えた。
韓国からブラジルへの化粧品輸出額は、2020年の518万ドルから2025年には5430万ドルへ増え、5年間で10倍以上に拡大した。
ブラジルの化粧品市場は米国、中国に次ぐ世界3位で、2026年は約340億ドル規模に達すると見込まれている。2023年と比べ約34%の成長が予想され、周辺の中南米諸国へ進出する拠点としても注目されている。
韓国政府は、ブラジルの天然原料と韓国の化粧品技術を組み合わせ、現地で開発した製品をオンラインで販売する協力モデルを進める。
中小ベンチャー企業省はブラジル化粧品協会と、アマゾン流域の植物資源を活用した共同研究開発や生産協力、規制対応支援について協議した。中南米最大の電子商取引プラットフォーム「メルカド・リブレ」とは、韓国の中小ブランドの出店や販促支援を検討した。
食品医薬品安全処も2026年2月、ブラジル国家衛生監督庁と化粧品分野の業務協約を締結し、規制情報や安全管理の経験を共有することにした。
2026年上半期の韓国中小企業による化粧品輸出額は50億7000万ドルで、前年同期比30.7%増加した。中南米向けは131.9%増と、全体の伸びを大きく上回った。
中小ベンチャー企業省のノ・ヨンソク第1次官は、輸出市場の多角化を進めるうえで、南米の中心であるブラジルとの協力が解決策となるよう具体策を整えると述べた。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News