JTBC「事件班長」放送画面キャプチャ(c)NEWSIS
JTBC「事件班長」放送画面キャプチャ(c)NEWSIS

【07月30日 KOREA WAVE】韓国で、会社の厳しいエアコン使用規定により、勤務中に強いストレスを感じているという30代女性会社員の訴えが注目を集めている。

JTBCの番組「事件班長」が10日、職場のエアコン問題に悩む会社員の話を伝えた。

会社員は「同僚との関係も良く、仕事も自分に合っているため5年間勤めているが、最近はエアコンの問題で転職まで考えている」と明かした。

会社では、ポータルサイトに表示される外気温が26度以上になった場合に限り、エアコンを稼働させるという。湿度が高く室内が蒸し暑くても、外気温が基準を超えなければエアコンはつかない。

稼働した場合も設定温度は常に28度で、「十分に涼しくならない」と訴えた。

暑さに悩んだ会社員は上司に面談を申し入れ、「梅雨の時期で暑く湿度も高く、仕事ができないほどだ」として設定温度の変更を求めた。

しかし上司は「毎年夏も問題なく会社に通っていたのに、なぜ今さら言うのか」と反応したという。

会社員が、年々暑さが厳しくなっているため基準も見直す必要があると主張すると、上司は「あなたが暑がりなだけだ」「エアコンを頻繁につけるのは無駄だ」と退けた。さらに「公共機関の夏季冷房基準は平均28度だ」と付け加えた。

会社員は「エアコン一つを理由に退職するべきか迷う一方、このままでは暑さで倒れるのではないかと心配だ。自分の要求は無理なものなのか」と訴えた。

評論家のチェ・ヒョンジン氏は「上司は近年の気温上昇を見落としている。毎年気温は上がり、夏の期間も長くなっている」と指摘した。その上で「冷房費はかかるが、職場環境が涼しくなれば業務効率も上がるだろう」と助言した。

韓国オープンサイバー大学のパク・サンヒ教授(相談心理学)も「会社の基準は厳しすぎるように見える。気温が1度上がるごとに、いら立ちが増し、精神的な健康にも悪影響を及ぼすとの研究結果がある」と述べた。

(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News