韓国・烏山米空軍基地で白リン残留物…安全区域を一時設定、被害確認されず
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【07月29日 KOREA WAVE】韓国京畿道平沢市の烏山米空軍基地で28日午後、白リンの残留物が確認された。米軍は半径305メートルに安全区域を一時設定して緊急対応に当たり、状況は完全に統制されたと発表した。これまでに特別な被害は確認されていない。
米空軍は基地のホームページで、定期的な弾薬点検中、白リンの結晶化によって弾薬箱の内部に残留物が残っているのを基地の専門家が確認したと説明した。確認のため爆発物処理班(EOD)が出動し、基地の安全対応手順を直ちに作動させ、弾薬を完全に統制して安全に管理したという。
米空軍は午後5時8分ごろに地上事故が発生したとして、基地と周辺住民の安全確保のため、半径305メートルに安全区域を設定した。一方、基地周辺に全面避難命令が出されたとの報道は事実ではないと否定した。
その後、米空軍は状況が完全に統制され、安全区域も解除されたと発表した。緊急対応の専門要員が処置を終えたとしている。
警察と消防当局は同日午後、基地内で「弾頭から化学物質が漏れたようだ」との関係者の通報を受けた。警察は米軍側から、漏出物質の約80%を希釈し、現在は危険性がないと判断しているとの説明を受けたという。
平沢市は安全案内メールで、K-55米軍基地内で白リンが漏出したとして、周辺住民に皮膚への接触を避け、安全な場所へ避難するよう呼びかけた。
白リンは空気中で約30度以上になると自然発火する可能性があり、発煙弾や照明弾などに使われる。皮膚に触れると重いやけどを負う恐れがあり、煙を大量に吸い込むと呼吸器を損傷する可能性がある。
警察関係者は、正確な状況の把握にはさらに確認が必要だとしながらも、現時点で特別な被害は確認されていないと説明した。追加事故に備え、距離を確保し、交通規制などを実施しているという。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News