22日、大邱の道路で自転車に乗っていた市民が水を飲む様子(c)news1
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【07月29日 KOREA WAVE】韓国で猛暑と熱帯夜が続く中、熱中症だけでなく、不整脈や心不全、脳卒中などの心・脳血管疾患や持病が悪化する危険が高まっている。医療関係者は、高齢者や心血管疾患、慢性疾患のある人は、暑さを単なる不快感と考えないよう警告している。

猛暑時に不整脈の危険を高める主な原因は脱水だ。大量の汗をかくと血液中の水分と血液量が減り、血圧が低下することがある。これを補うために心拍数が上がり、自律神経のバランスが崩れることで、心臓の電気信号が不安定になる可能性がある。

不整脈は、心臓が正常なリズムを保てず、速すぎたり遅すぎたり、不規則に動いたりする病気だ。心室頻拍や心室細動は、心臓が正常に血液を送り出せなくなり、心停止や突然死につながる恐れがある。

ソウル聖母病院循環器内科のチェ・ヨン教授は、脱水によって心房細動や頻脈が新たに起きたり、既存の不整脈が悪化したりする可能性があると説明した。利尿剤を服用している人や高齢者は脱水が進みやすく、夏場は特に水分管理が必要だという。

不整脈の症状は動悸だけでなく、めまいや胸痛、呼吸困難、疲労感などさまざまだ。理由もなく突然意識を失う失神は、心臓性不整脈の重要な兆候となる可能性がある。運動中に失神した場合や、直前に激しい動悸や胸痛があった場合、家族に若くして突然死した人がいる場合は、専門的な心臓検査を受ける必要があるとしている。

湿度の高い猛暑は汗の蒸発を妨げ、体温調節を難しくする。心不全や虚血性心疾患、慢性閉塞性肺疾患、ぜんそく、慢性腎臓病、糖尿病の患者や、がん治療中の人は、一般の人より熱中症や持病悪化の危険が高い。

疾病管理庁の分析では、体感温度が上がるほど死亡リスクも高まり、体感温度が38度の場合、全体の死亡リスクは1.16倍となった。

専門家は、日傘などで直射日光を避け、喉が渇く前から少量の水をこまめに飲むよう呼びかけている。正午から午後5時までの長時間の屋外活動を避け、めまいや頭痛、吐き気、筋肉のけいれん、過度の発汗などが出た場合は、直ちに活動を中止して涼しい場所に移動し、症状が続けば医療機関を受診する必要がある。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News