ソウル・光化門の教保文庫に設けられた東野圭吾さんの特設売り場=2026年7月28日(c)NEWSIS
ソウル・光化門の教保文庫に設けられた東野圭吾さんの特設売り場=2026年7月28日(c)NEWSIS

【07月29日 KOREA WAVE】日本を代表する推理小説作家、東野圭吾さんが23日に持病のため68歳で死去したことを受け、韓国の書店や出版業界でも追悼の動きが広がっている。

教保文庫、アラジン、YES24など韓国の大手オンライン書店は、東野さんの代表作を紹介し、読者が追悼の言葉を投稿できる特設ページを開設した。

教保文庫は「本と読者に向けた愛に感謝します」と記し、東野さんについて「現代の日本を代表する作家であり、その名前自体が一つのジャンルと呼ばれるほど、同時代のミステリーをけん引した巨匠」と紹介した。

さらに、東野作品の魅力を「面白さと感動の完璧な調和」と表現し、読者を満足させることを最優先に、面白い小説を書き続けた作家だったとたたえた。

特設ページでは、東野さんが105作品を執筆し、紙の書籍だけで日本国内の累計販売部数が1億部を超えたことも紹介された。

アラジンも「韓国人が愛したミステリーの巨匠」と題し、作品を一覧で紹介するとともに、東野さんへの別れの言葉を書き込める追悼欄を設けた。

YES24も「日本ミステリーの巨匠」「現代推理小説の大家」として訃報を伝え、代表作とともに「私たちにいつも驚きと楽しさを与えてくれた東野圭吾の作品を思い出し、追悼コメントを残してください」と呼び掛けた。

28日午後7時25分時点で、各特設ページには東野さんの死を悼むコメントがそれぞれ300~700件寄せられていた。

出版社の文学トンネもSNSに「東野圭吾さんの永遠の安息を祈ります」と投稿した。

東野さんの長編小説「ナミヤ雑貨店の奇蹟」は、2012年に韓国語版が出版され、韓国での累計販売部数が200万部を突破した。

教保文庫が2009年から10年間の小説累計販売部数を集計した際には、東野さんが約127万部で1位となった。新鮮な題材や緻密な構成、鋭い文章で多くの作品が高く評価されてきた。

(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News