ベネズエラ、イラン大使を呼び出し抗議 「侮辱的かつ不適切」発言めぐり
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【7月29日 AFP】ベネズエラ外務省は28日、長年の同盟国であるイランの大使を呼び出し、「侮辱的かつ不適切」な発言について抗議したと発表した。
同省はSNSで共有した声明で、「ベネズエラの機関および当局に対してなされた侮辱的かつ不適切な発言に対し、抗議文を手渡すため、駐ベネズエラ・イラン・イスラム共和国大使を外務省に呼び出した」としている。
AFPの取材に対し、ベネズエラ当局は具体的にどの発言を指すのかを明言しなかった。だが、オンライン上で拡散している動画によると、イランのアッバス・アラグチ外相が最近、米国との交渉をめぐり、イランは「ベネズエラとは違う」と述べたことを指しているとみられる。
この出来事は、ベネズエラで1999年にウゴ・チャベス大統領が就任して以来、強固な同盟国および商業パートナーであり続けたベネズエラとイランにとって転換点となる可能性がある。
「ヤンキー帝国(米国)」に敵対的で反帝国主義の姿勢を深めていたチャベス氏は、ベネズエラをイランに接近させ、共通の敵である米国を前に結束を強めた。
両国は過去30年にわたり、エネルギー、鉱業、医療、教育の各分野で協力してきた。
だが、今年1月の米軍の電撃作戦により左派のニコラス・マドゥロ大統領が排除されたことを受けて誕生したベネズエラの暫定政権は、イランに対してこれまでとは異なるアプローチをとることで米国に取り入ろうとしている可能性がある。(c)AFP