【7月29日 AFP】米軍およびサウジアラビア軍は28日、ここ数日で20回を超える無人機攻撃を仕掛けたイラクの親イラン武装勢力に対する攻撃を実施した。米軍が発表した。

中東とパキスタン以西の中央アジアを担当する米中央軍(CENTCOM)は声明で、今回の攻撃の標的について「イラン革命防衛隊(IRGC)の指示を受け、米軍およびサウジのエネルギーインフラを攻撃したイランと連携するテロリストだ」と説明した。

さらに、「米国のさらなる軍事対応を回避するため、IRGCおよびそのテロリスト代理勢力はこれらの攻撃を停止しなければならない」と警告した。

サウジアラビアも今回の攻撃への関与を認めており、サウジ国防省は「サウジの原油施設に対する攻撃に関与したイラク領内のこれら武装勢力に属する標的」を攻撃したと発表した。

これに先立ち同省は、東部の原油施設を狙った無人機を迎撃・撃墜したと発表し、イラクの親イラン武装勢力のしわざだと非難していた。

サウジは前日、イラク政府に対し、自国領内からの攻撃を阻止するよう要請。これを受けてイラク政府は調査を命じたと発表していた。

米中央軍は28日、イランが「中東に駐留する米軍に対する奇襲を企て」、複数の弾道ミサイルを発射したが、そのすべてを迎撃・撃墜したと発表していた。

米国とイランは先週末、攻撃を一時停止していた。(c)AFP