段ボール箱から新生児5人の遺体発見 フランス
このニュースをシェア
【7月29日 AFP】フランス南東部の町オランジュのアパートで、段ボール箱の中から乳児5人の遺骨が見つかった。検察が28日、明らかにした。
地元検察によると、27日深夜に警察が遺体を発見し、殺人事件として捜査を開始した。
このアパートに住む32歳の女性は、26日に自宅で健康な赤ちゃんを出産した後、病院へ搬送された。
同居する32歳の男性は、「パートナーの妊娠を今回も非常に遅い段階になってから知ったことで困惑」し、自宅内を捜索したところ、「人骨とみられるもの」を発見した。
男性から連絡を受けた病院が検察に通報した。
法医学医によると、見つかった遺骨は乳児5人のものである可能性が高いとされ、今後司法解剖や詳細な鑑定が行われる予定だ。
捜査当局は現時点で、女性に対する聴取を行っていない。
検察によると、このカップルには8歳と9歳の2人の子どももいる。
近隣住民のフロラン・ジャンさんはAFPに対し、子どもたちは地元の小学校に通っていると語った。
ジャンさんによると、女性は「ランチタイムに子どもたちを学校へ迎えに行って自宅で一緒に昼食をとり」、パートナーの男性は終日仕事で外出している様子だったという。
28日、アパートの2階にあるカップルの部屋の前には自転車が立てかけられたままとなっており、ドアには警察の赤いテープが貼られていた。
フランスでは今年3月、自身が産んだ新生児2人を死亡させたとして、44歳の女に拘禁25年の有罪判決が言い渡された。遺体は女の自宅の冷凍庫の中から見つかった。
2018年には、うつ状態にあり時に暴力的な夫を持つ女が、自身が産んだ新生児5人を水死させて遺体を冷凍したとして拘禁8年の判決を受けた。
2015年にも、自身が産んだ新生児8人を殺害した女に対し、陪審が「心神耗弱状態にあった」と認定した上で拘禁9年の判決を下された。(c)AFP