米サンフランシスコのAIサミットで対話するサムスン電子のイ・ジェヨン(李在鎔)会長、ネイバーのイ・ヘジン取締役会議長、エヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者=24日(c)news1
米サンフランシスコのAIサミットで対話するサムスン電子のイ・ジェヨン(李在鎔)会長、ネイバーのイ・ヘジン取締役会議長、エヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者=24日(c)news1

【07月28日 KOREA WAVE】韓国インターネット大手ネイバーが、エヌビディアと世界的な投資会社ブルックフィールドから総額100億ドル(約14兆6000億円)規模の支援を受け、人工知能(AI)ファクトリーの構築を加速する。

ネイバーは27日、エヌビディアを引受先とする第三者割当増資で10億ドル(約1兆4800億円)の戦略的投資を受けると発表した。新株発行価格は1株20万4500ウォン(約2万2500円)で、エヌビディアは普通株724万1564株を取得し、持ち株比率は4.5%となる。払込期日は10月30日。

ネイバーの第三者割当増資は22年ぶりで、2008年の韓国取引所への市場移転後では初めて。今回の投資は、両社が6月に発表したギガワット級の大規模AIファクトリー構築協約の後続措置となる。

ネイバーはまた、高性能画像処理装置(GPU)とデータセンターの確保に向け、ブルックフィールドを独占的な優先交渉先に選定した。同社はプロジェクトファイナンス方式で、2028年までに90億ドル(約13兆1400億円)規模のコンピューティング基盤を整備する計画だ。

子会社ネイバークラウドは、エヌビディアと世界的なAIファクトリー事業を共同推進する「AIコンピュート・パートナーシップ」についても協議している。技術や需要、資本を組み合わせた提携を目指す。

AIファクトリーは、電力とデータを投入し、AIの基礎単位となるトークンを大量に生み出す次世代データセンターを指す。AI半導体、通信網、記憶装置、電力・冷却設備、ソフトウエア基盤などで構成される。

ネイバーとエヌビディアは、2027年上半期に55メガワット級のデータセンター「GAK世宗」を稼働させ、2028年に200メガワット、長期的には1ギガワット規模へ拡大する方針だ。

ネイバー創業者のイ・ヘジン取締役会議長は、今回の投資について「ネイバーが大きな変化を迎え、新たな段階へ飛躍する契機になる」と述べ、両社のブランド力とネットワークを活用して事業規模を拡大できるとの期待を示した。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News