韓国東側の海岸でサメ56匹確認、前年同期の3.8倍に急増
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【07月28日 KOREA WAVE】韓国東海岸でサメの目撃や捕獲が相次ぎ、海水浴客や漁業関係者の間で不安が高まっている。2026年に東海岸で確認されたサメは56匹で、前年同期の3.8倍に急増した。
江陵市は4日、安木海岸の東約4キロの海上でサメが出現したとの通報を受け、海洋レジャーや海水浴の際に注意するよう求める災害安全メールを市民に送った。
慶尚北道蔚珍沖では5日、映画「ジョーズ」に登場するホホジロザメが網にかかった。翌日にも蔚珍沖でシュモクザメとアオザメ、江原道襄陽沖でアオザメがそれぞれ捕獲された。
これまで攻撃性の強いサメは主に西海岸で目撃されていたが、最近は東海岸でも相次いでいる。東海岸の水温上昇に伴い、暖かい海域を好むサメの活動範囲が広がったためとみられる。
特に東海岸で確認されているアオザメやヨシキリザメ、オオメジロザメなどは、韓国国立水産科学院の分類でいずれも「攻撃の危険性が高い」とされ、注意が必要だ。
国立水産科学院によると、2026年1~6月の朝鮮半島周辺海域の平均表層水温は17.17度で、2001~2026年の26年間で最も高かった。2025年より1.17度高く、これまで最高だった2020年も0.52度上回った。
海水温の上昇に伴い、かつて南海岸に多く生息していた暖流系の魚や海洋生物の北上も加速している。4~6月の東海岸の平均表層水温は16.3度で、2025年より1.9度高かった。
代表的な暖流系魚種であるブリ類の東海岸での漁獲量も、1994~2003年の年平均1265トンから、2014~2023年には同6709トンへ大幅に増えた。専門家は、餌となる魚が増えたことで、それを追う大型のサメも流入しているとみている。
済州大学海洋科学大学のキム・ビョンヨプ教授は、黄海の過度な高水温化と日本海の餌生物の移動が重なり、サメの主な生息域が黄海から日本海へ移る傾向が表れていると説明した。イカなど主要な餌の生息域の変化に伴い、サメなど海洋捕食者の移動も進んでいるという。
(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News