【7月28日 AFP】アルゼンチンのアンデス山脈で27日、大雪の影響で100人以上が避難を余儀なくされたほか、雪に覆われた道路で1000台近いトラックが足止めされ、航空機の目的地変更が相次いだ。

トラック運転手らによると、3メートルを超える積雪によって道路が遮断され、チリへと抜けるプエンテ・デル・インカの国境検問所が閉鎖された。中には、8日間にわたり足止めされている運転手もいる。

同検問所があるアルゼンチン西部メンドーサ州では、約1週間前からの大雪により、これまで約110人が避難している。

地元警察のオスカル・フェルナンデス副署長によると、週末には悪天候が一時的に和らいだものの、新たな荒天に警戒を強めている。

フェルナンデス氏はAFPに対し、「わずかな晴れ間を利用し、プエンテ・デル・インカ検問所に移動した」と語り、「屋根の上には2メートル近い雪が積もっている」と付け加えた。

また、28日には新たな嵐の到来が予想されており「標高の高い山々の状況は、再び厳しくなるおそれがある」と述べた。

プエンテ・デル・インカから約90キロ離れたウスパジャータの町では、荷物を積んだトラック約1000台が、天候の回復を待っていた。

メンドーサ州の他、カタマルカ州、リオネグロ州、ネウケン州、チュブ州でも複数の国境検問所が閉鎖されている。

リオネグロ州の観光都市バリローチェでは空港が閉鎖され、着陸予定だった複数の航空機がネウケン州に目的地の変更を余儀なくされた。(c)AFP