【7月28日 AFP】ナイジェル・ファラージ氏が率いる英国の反移民を掲げる強硬右派政党リフォームUKは27日、左派政党「緑の党」のザック・ポランスキー党首がSNSで「ナイジェルに関する計画」と言及してギロチンTシャツの画像を再投稿したとして、警察に通報したと発表した。

リフォームUKの幹部ジア・ユスフ氏がX(旧ツイッター)で、同党が「本件を警察に通報した」と述べた。

ユスフ氏は、ポランスキー氏のインスタグラムの投稿が「殺人を煽動している」と主張。リフォームUKの移民・司法問題担当スポークスパーソンだったアン・ウィデコム氏が惨殺されてから、わずか2週間余りである点にも触れた。

ファラージ氏の政策に強く反対している緑の党は、ポランスキー氏が「この画像を批判している」とした上で、複数の画像が含まれる投稿に対し「見た目以上の内容が含まれていることに気づかないまま『承認』をクリックしてしまった」と釈明した。

警察はXへの投稿で、本件について捜査中だと述べた。

ファラージ氏はこれまでも、身の安全に対する懸念をたびたび口にしてきた。

同氏の支持者だったウィデコム氏はハンマーで21回殴られた後、7月9日に自宅で遺体で発見された。28歳の男が殺人罪で起訴されている。

ポランスキー氏が再投稿した画像には、1979年の英ロックバンド「XTC」の楽曲の歌詞である「ナイジェルに関する計画を立てているだけ」というスローガンとギロチンのイラストがプリントされたTシャツを着て、Vサインをつくる男性が写っていた。

この写真はフリーランスのカメラマンが、26日にブリストル市でポランスキー氏が参加したイベントの一連の写真の一部として投稿したものだった。なお、該当の投稿は27日に修正され、画像は削除された。(c)AFP