韓国SKハイニックス、グーグル親会社超えへ…世界4位の営業利益予想
このニュースをシェア
【07月28日 KOREA WAVE】SKハイニックスやLG電子、ハンファ・エアロスペース、サムスンSDIなど韓国の主要企業が、相次いで2026年4~6月期決算を発表する。アップルやマイクロソフト、メタなど米大手IT企業の決算も予定されており、2026年後半の景気を占う材料となりそうだ。
最大の焦点はSKハイニックス。市場予想通りの営業利益を達成すれば、サムスン電子、エヌビディア、アップルに次ぐ世界4位の四半期営業利益になるとみられている。
SKハイニックスは7月29日、サムスン電子は30日に決算説明会を開く。金融情報会社エフエヌガイドによると、SKハイニックスの売上高と営業利益は前年同期からそれぞれ278.6%、597.3%増え、いずれも四半期として過去最高となる見通し。営業利益率も過去最高の76.3%と予想されている。
予想通りとなれば、グーグルの親会社アルファベットが2026年4~6月期に記録した営業利益を上回り、世界の大手IT企業で歴代4位に浮上する。
サムスン電子はすでに、2026年4~6月期の売上高が前年同期比129.31%増、営業利益が1810.26%増になったと発表した。四半期営業利益ではエヌビディアを抜き、世界の大手IT企業で過去最高を記録した。
生成AIの普及を受け、世界の大手IT企業がサーバー増設を進めたことで、サーバー向けDRAMや広帯域メモリー(HBM)の需要が急増したことが、韓国半導体企業の業績を押し上げたと分析されている。
防衛・造船分野では、ハンファ・オーシャン、ハンファ・システム、ハンファ・エアロスペースが相次いで決算を発表する。ハンファ・エアロスペースは、ポーランド向け多連装ロケット「天橆」やオーストラリア、エジプト向けK9自走砲の輸出に支えられ、四半期最高益を更新する見通し。
韓国航空宇宙産業(KAI)も7月29日に決算を発表する。ハンファグループがKAI株の保有目的を単純投資から経営参加に変更しており、買収に関する説明にも関心が集まる。
電池業界では、LGエナジーソリューションとサムスンSDIが30日に決算を発表する。サムスンSDIは7四半期連続の赤字が予想されるものの、前四半期より赤字幅を約77%縮小する見通し。
LGエナジーソリューションは、北米でのエネルギー貯蔵システム出荷増加や欧州向け中低価格帯の電気自動車用電池の販売拡大により、3四半期ぶりの黒字転換を発表している。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News