CJオリーブヤング米国パサデナ店のテレサ・ニコラス店長(c)news1
CJオリーブヤング米国パサデナ店のテレサ・ニコラス店長(c)news1

【07月28日 KOREA WAVE】韓国のCJオリーブヤングが、米国でKビューティー商品だけでなく、肌診断や製品を試す体験まで提供する店舗戦略を展開している。米国1号店のパサデナ店を率いるテレサ・ニコラス店長は、利用者が自分の肌質を理解し、Kビューティーを直接体験できる空間を目指していると説明した。

ニコラス店長は美容・流通業界で15年以上の経験を持ち、オリーブヤング入社前は美容専門店セフォラに勤務した。2026年2月に同社へ移り、米国1号店の運営を担っている。

パサデナ店で特に印象に残った例として、Kビューティーを初めて体験した来店客を挙げた。商品数の多さに戸惑っていた客に、肌診断サービス「スキンスキャン」を案内し、結果に基づいて簡単なスキンケアの手順を提案したところ、翌週に友人を連れて再来店したという。

Kビューティーに慣れた客は、オンライン注文や配送を待たずに商品を直接購入できる点を評価している。一方、初心者は新しいブランドや最新の美容トレンドを発見できることに関心を示している。

米国の客から特に好評なのは、スキンスキャンと体験型サービス「ザ・ビューティーラボ」だ。肌診断の結果を基に、スタッフが一対一でスキンケアを案内する。全員に同じ人気商品を勧めるのではなく、肌質や悩み、生活習慣、普段の手入れ方法、好みの成分や刺激を感じやすい成分まで確認し、個別に商品を提案する。

パサデナ店では、軽い使用感の日焼け止めやスティック型、クッション型の紫外線対策商品が人気を集めている。化粧水を含ませたパッドや洗顔料などのスキンケア商品も好評だ。一方、インナービューティー商品や健康機能食品、メイクアップ商品は、利用方法や特徴を丁寧に説明する必要があるという。

店舗に並ぶブランドの80%以上はKビューティーとKウェルネス関連で、客は肌の悩みや目的に応じて、複数ブランドの商品を一カ所で比較し、購入前に試すことができる。

ニコラス店長は、オリーブヤングの強みについて、韓国型の小売モデルを維持しながら、米国の客に合わせて体験を調整している点にあると説明した。商品を売るだけでなく、新しいブランドや美容トレンドを発見し、楽しみながら学べる売り場づくりを重視している。

また、正規ルートで仕入れた商品や、専門知識を持つスタッフの提案も、購入を決めるうえで重要な役割を果たしていると強調した。将来は、ビューティーラボの対象をメイクやヘアケア分野に広げる可能性もあるという。

オリーブヤングは2026年5月29日にカリフォルニア州パサデナで米国初の実店舗を開き、6月13日にはロサンゼルスのウェストフィールド・センチュリーシティに2号店を開設した。今後は米国西部を足掛かりに、東部や中南部の主要地域へ店舗を拡大する計画だ。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News