雪原で特殊打撃作戦の訓練に臨む韓国陸軍特殊戦司令部の隊員(c)news1
雪原で特殊打撃作戦の訓練に臨む韓国陸軍特殊戦司令部の隊員(c)news1

【07月28日 KOREA WAVE】韓国陸軍の特殊作戦部隊と対テロ部隊に、暗視装置と聴覚保護ヘッドセットを同時に装着できる新型の軽量防弾ヘルメットが配備される。

新型ヘルメットは耳の周囲を覆わない「ハイカット型」で製作される。従来の防弾ヘルメットは耳周辺の空間が狭く、聴覚保護ヘッドセットの使用が難しかった。また、暗視装置を取り付けるとヘルメットが揺れたり、重心が前方に偏ったりして、移動しながらの射撃に支障が出るとの指摘があった。

特に銃声が響く建物内や狭い場所で活動する特殊戦司令部や対テロ部隊の隊員には、聴覚の保護と円滑な通信のためにヘッドセットが必要となる。陸軍は、新型ヘルメットが軍で使用する聴覚保護ヘッドセットと不便なく併用できることを求めている。

軍が運用する複数の暗視装置にも対応し、側面には通信機器や照明、敵味方識別装置などを取り付けるレールを備える。

暗視装置の装着時に頭が前方へ傾くのを抑える後部カウンターウエートと、装備収納用ポーチも含まれる。防毒マスクを着けた状態でも使用できるよう、あごひもの延長装置を用意する。特殊戦用迷彩、雪上迷彩、黒色のヘルメットカバーも支給される。

ヘルメット本体の重量は特大サイズで900グラム以下とする。内装パッドやあごひも、暗視装置用マウント、側面レールなど主要部品を含めても1.25キロを超えてはならない。

軍当局によると、防衛事業庁は軽量防弾戦闘用ヘルメットの購入事業を公告した。2026年にまず2295個を購入し、2028年まで段階的に拡大する。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News