ロッテワールド・アドベンチャー提供(c)news1
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【07月27日 KOREA WAVE】韓国・ソウルのロッテワールド・アドベンチャーは24日、新アトラクション「コング×ゴジラ:ザ・ライド」を開業した。単独アトラクションとしては過去最大規模の投資で、5124平方メートルの空間を全面的に再構成したマルチメディア型ダークライドだ。

具体的な投資額は明らかにしていないが、既存施設を事実上建て替える水準で改修した。世界的な知的財産(IP)「モンスターバース」と10年間のライセンス契約を結び、外国人観光客も呼び込める主力コンテンツに育てる狙いがある。

ダークライドは、光を遮った屋内空間を乗り物で進みながら、照明や特殊効果、映像、動く模型などを楽しむ施設。ロッテワールドは、広大な敷地を使った絶叫型施設ではなく、都心型テーマパークの限られた空間を最大限に活用できる方式を選んだ。

クォン・オサン代表は、世界の大型テーマパークでも最新施設の多くが映像を活用したダークライドへ移行していると説明した。

テーマに「コング×ゴジラ」を選んだのも海外市場を意識したためだ。韓国内での知名度はマーベル作品ほど高くないものの、モンスターバースは海外に幅広いファン層を持つ。

ロッテワールドは2026年4月に開業した「メイプルアイランド」で、初週末の外国人入場者が2025年同期比約14%増え、全体の入場者も前週比約20%増加したとしている。

新施設では、来場者が映画に登場する巨大生物研究組織「モナーク」の基地に入り、地下世界「ホロウ・アース」へ向かう新人要員という設定で物語を体験する。

乗り物にはレールを使わないトラックレス方式を採用した。8人乗りの車両2台がそれぞれ独立して動き、互いに離れたり近づいたりしながら場面を演出する。

特殊眼鏡なしで立体感を表現する3D映像、高さ最大5メートル、幅最大11メートルの大型模型、最大22メートルのスクリーン、39台の映像機器を組み合わせ、約11分間の体験を提供する。こうした構成は、韓国のテーマパークでは比較的珍しいという。

一方、モンスターバースやコング、ゴジラの物語に詳しくない利用者には、展開がやや分かりにくい可能性もある。

「コング×ゴジラ」のIPはレジェンダリー・エンターテインメントとワーナー・ブラザースが保有している。ロッテワールドは10年間の契約期間内に、約3年10カ月に及んだ開発費を回収する必要がある。

クォン代表は、世代を問わず親しまれる世界的IPを活用し、映画ファンや海外のファン層、外国人観光客まで顧客層を広げたいと述べた。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News