ソウル市内の生活用品店に並ぶ化粧品売り場=2026年3月29日 (c)news1
ソウル市内の生活用品店に並ぶ化粧品売り場=2026年3月29日 (c)news1

【07月27日 KOREA WAVE】乳液のような軽い使い心地で人気の韓国製日焼け止めが、米国市場で新たな局面を迎えた。米食品医薬品局(FDA)は、有機系紫外線防止成分「ベモトリジノール(BEMT)」を一般用医薬品(OTC)の日焼け止め有効成分として追加承認した。

ベモトリジノールはUVAとUVBの両方を防ぎ、白浮きを抑えた軽い使用感や高い光安定性、体内への吸収率の低さが評価されている。米国で新たな紫外線防止成分が承認されるのは約20年ぶりで、6%以下の配合で成人と生後6カ月以上の子どもへの安全性と有効性が認められた。

ただ、韓国メーカーは今回の承認が韓国向け製品をそのまま米国で販売できることを意味しないと説明する。米国では日焼け止めはOTC医薬品として管理され、成分や配合量に加え、効能試験や品質管理、製造施設、表示基準など厳しい要件を満たす必要があるためだ。

韓国製品には米国未承認の紫外線防止成分を含むものも多く、処方変更は避けられない。一方で、ベモトリジノールの採用により、従来よりべたつきを抑えた米国向け製品の開発が期待されている。OEM・ODM各社も対応処方の開発を進めており、業界ではOTC基準の範囲内で韓国製ならではの使用感を実現できるかが今後の競争力になるとみられている。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News