韓国ネイバー、エヌビディアなどから100億ドル調達へ…AI工場を拡張
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【07月27日 KOREA WAVE】韓国インターネット大手ネイバーは、米半導体大手エヌビディアと世界的な投資会社ブルックフィールドから総額100億ドル(約1兆5400億円)の投資を受け、世界規模の人工知能(AI)工場を構築すると発表した。
ネイバーは、イ・ジェミョン(李在明)大統領が米サンフランシスコで出席した「AIサミット」に合わせ、エヌビディアとの戦略的投資協定と、ブルックフィールドとのインフラ供給契約を締結した。
エヌビディアから10億ドル(約1540億円)を調達し、高性能画像処理半導体(GPU)の供給と技術協力を拡大する。ブルックフィールドからは90億ドル(約1兆3860億円)の投資を受け、ギガワット級AI工場の運用に必要なインフラと供給網を共同で整える。
今回拡張する設備は、電力容量200メガワットで、エヌビディア製の高性能GPU約10万基を導入する。「Vera Rubin」と「Blackwell」の両プラットフォームを採用する。
インフラは、韓国中部・世宗市にあるネイバーの大規模データセンター「GAK世宗」に、エヌビディアのDSXプラットフォームを基盤として構築する。韓国と米国のAI企業に、次世代AIモデルやAIエージェント、関連サービスの開発に必要な計算資源を提供する。
ネイバーは、今回の計画について、韓国企業や産業界、公共機関、海外のAIクラウド顧客を対象に、ギガワット級の主権型AIインフラを整備する長期構想の一環だと説明した。
ネイバー創業者で取締役会議長のイ・ヘジン氏は、今回の投資が同社にとって大きな変化と新たな段階への飛躍につながると強調。両社の資本だけでなく、世界的なブランド力やネットワークを活用し、ネイバーが蓄積してきたデータセンターの知識とノウハウを拡大する機会になると述べた。
イ・ヘジン氏とチェ・スヨン代表は今週、カナダ・トロントにあるブルックフィールド本社を訪問した。ブルックフィールドは120年以上の歴史を持つ世界的な代替資産運用会社で、運用資産は1兆ドル(約154兆円)を超える。
AI工場は、GPUなどのAI半導体、通信網、記憶装置、電力・冷却設備、ソフトウエア基盤を統合し、データと電力からAIの処理単位となる「トークン」を大量に生み出すデータセンターを指す。
ネイバーとエヌビディアは、2027年上半期に55メガワット規模の設備を稼働させ、2028年に200メガワット、長期的には1ギガワット規模まで拡張する計画だ。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News