台風12号上陸の中国南部で21人負傷、北西部甘粛省では鉄砲水で10人死亡
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【7月27日 AFP】台風12号(アジア名:ノウル)が26日未明に中国本土に上陸し、南部沿岸地域を強い雨と風が襲ったことで救援活動が行われた。当局は台風による悪天候の予報を受けて34万人以上を避難させた。
国営中央テレビ(CCTV)は、南部で猛烈な風と大雨が吹き荒れる様子を報じており、道路には物が散乱し、バスケットボールのゴールを含む一部の小さな建造物が強風によって倒壊していた。
広東省当局は26日に相次いで発表を行い、省内の災害救援緊急対応レベルを上から3番目の段階から、2番目の段階へと引き上げた。
香港市当局は、台風により21人が負傷し、300件の倒木や8件の浸水の通報を受理したと述べた。
台風12号は同日夜、熱帯低気圧に変わった。
一方、北西部の甘粛省では、大雨による鉄砲水で10人が死亡、23人が負傷したとCCTVが伝えた。
台風12号の進路から大きく外れた同省の一部は26日に大雨に見舞われ、省内の地方当局が気象警報を発令した。
CCTVは、甘粛省定西市渭源県にある景勝地「双石門」で、「短時間の集中豪雨によって引き起こされた鉄砲水で、キャンプ客が取り残された」と伝えた。
双石門は、天然の石造りのアーチや高山植物が広がる草原、山あいの渓流で知られており、夏のキャンプスポットとして人気を集めている。
CCTVは「負傷者は病院に送られて治療を受けており、その他に174人が救助された」と報じている。(c)AFP