対北朝鮮制裁違反への関与が疑われる3000トン級貨物船「DEYI号」 (c)news1
対北朝鮮制裁違反への関与が疑われる3000トン級貨物船「DEYI号」 (c)news1

【07月27日 KOREA WAVE】国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁決議に違反した外国船が、韓国で拘束されていることが分かった。

韓国外務省は22日、3月に平沢港へ入港した貨物船「プラダ号」について、関係省庁による合同調査の結果、対北朝鮮制裁決議への違反が確認されたため、船舶を拘束していると明らかにした。

外務省は「プラダ号が過去に安保理の対北朝鮮制裁決議に違反する活動へ関与したとの情報に基づき、3月に平沢港へ入港した同船を関係省庁が合同で調査した」と説明した。

米政府系放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)によると、プラダ号は3月13日に平沢港へ入港して以降、出港していない。

同船は「プラダ」の船名を使う前には「ソフィア号」として運航していた。5月に日本、米国、韓国、英国、オーストラリアなど10カ国と欧州連合の欧州対外活動庁が発表した、対北朝鮮制裁の履行に関する共同声明でも言及された。

1万730トン級の貨物船であるプラダ号は、船名を複数回変更し、対北朝鮮制裁網を回避しようとしていたとみられる。

2008年から2020年までは「フアタイシャン号」の船名で、中国船籍として運航していたことが確認されている。2024年にはソフィア号として活動し、1年後に再びプラダ号へ船名を変更した。

VOAによると、国際海事機関の国際統合海運情報システムには、プラダ号の船籍国がタンザニアのザンジバルとして登録されている。

一方、船舶運航会社はマーシャル諸島に所在する中祥海運と記載されており、現在も中国の海運会社の影響下にある可能性を示している。

また、ソフィア号が2024年9月と12月に北朝鮮の南浦港で石炭を積み込んだとみられる動きも確認されたという。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News