韓国の病院が研究支援AI「AMIST」開発…論文検索を1.6秒に短縮
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【07月27日 KOREA WAVE】ソウル峨山病院と三育大学の共同研究チームが、診療と研究を並行する臨床医の業務を支援するマルチエージェント型医療AIプラットフォーム「AMIST」を開発した。
AMISTは、歩行データや医療画像の分析、論文・臨床試験の検索、患者アンケートの評価、臨床報告書の作成まで、研究準備の全過程を一つのプラットフォームで支援する。特にリハビリテーション科と整形外科で繰り返される分析作業の負担軽減を目的としている。
開発チームは、科学技術情報通信省が主催し韓国研究財団が主管した「2026 AI Co-Scientist Challenge Korea」で2位となり、最優秀賞を受賞した。
AMISTは6つの専門AIで構成される。論文と臨床試験を探すリサーチエージェント、患者データを分析するデータエージェント、エックス線画像と歩行映像を解析するビジョンエージェント、生体力学シミュレーションを担当するシミュレーションエージェント、患者の音声回答を扱うPROMエージェント、最終報告書を作成するリポーティングエージェントだ。
利用者が日常的な言葉で質問すると、全体を管理するAIが意図を把握し、最適な専門AIにつなぐ。出力内容は別のAIが誤りや根拠不足を点検し、最後に医療従事者が承認や修正を判断する。
リサーチエージェントは、PubMedやOpenAlexなどの医学データベースと内部の論文保存システムを同時に検索する。研究チームによると、ハイブリッドRAG技術の導入で論文検索時間を48秒から1.6秒に短縮し、データ保存効率も99.2%改善した。
ビジョンエージェントは、頸椎エックス線画像から脊椎の湾曲角度を自動測定し、歩行映像から速度や左右の対称性を数値化する。手作業による判読時間を減らし、手術前後の歩行や関節機能の変化を客観的に比較できる。
PROMエージェントは、患者が音声で回答できるアンケートシステムだ。高齢者が質問を理解できなかった場合には、AIが内容を説明し直す機能も備える。
臨床医20人を対象とした評価では95%が高い満足度を示し、75%が従来より業務効率が向上したと回答した。80%は虚偽情報が確認されなかったと評価した。
(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News