韓国の現役士官候補生、91.3%が士官学校統合に反対
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【07月26日 KOREA WAVE】韓国の陸・海・空軍士官学校に在籍する候補生の91.3%が、士官学校の4年制統合に反対していることが、政府委託の調査で分かった。一方、一般国民の49.1%は統合に賛成し、軍内部と国民の間で認識の差が浮き彫りになった。
韓国国防研究院が国防省の依頼を受けてまとめた「士官学校統合推進方案研究」によると、調査は一般国民、将校、士官候補生、高校生を対象に実施された。
韓国政府は先週、大田市儒城区自雲台に陸・海・空軍士官学校を完全統合した4年制の士官学校を設置する基本計画を発表した。当初は、最初の2年間を共通教育、残る2年間を各軍別の専門教育とする「2+2方式」を検討していたが、最終的に4年制の完全統合を選んだ。
1~2月に一般国民1000人を対象に実施した調査では、4年制統合に49.1%が賛成し、29.9%が「どちらともいえない」、21.0%が反対と答えた。
2+2方式については71.4%が肯定的に評価し、否定的な回答は6.8%にとどまった。
3月に高校生500人を対象に実施した調査では、4年制統合への賛成が42.8%、反対が19.4%だった。2+2方式には61.2%が肯定的な姿勢を示した。
一方、陸・海・空軍士官学校の候補生1791人を対象とした調査では、91.3%が4年制統合に反対し、賛成は3.4%にとどまった。2+2方式にも83.7%が反対し、賛成は5.8%だった。
各士官学校の卒業生や学軍、学士出身の将校1677人を対象とした調査でも、60.9%が4年制統合に反対した。ただ、2+2方式については反対36.6%、賛成31.7%、「どちらともいえない」が31.6%と意見が分かれた。
研究チームは、国民と高校生の半数近くが統合に賛成していることから、政策推進の最低限の基盤は整っていると評価した。一方、軍内部の反対を和らげる方策が必要だと指摘した。
政府が、4年制統合より反対が少ない2+2方式の調査結果を確認しながら完全統合を選んだことについて、調査結果と食い違う判断だとの批判も出ている。軍内部の反発は容易に収まらないとの見方も示されている。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News