イラン外相、サウジとフーシ派の紛争に「軍事的な解決策はない」
このニュースをシェア
【7月26日 AFP】イランのアッバス・アラグチ外相は25日、サウジアラビアとイエメンの親イラン武装組織フーシ派との間で攻撃の応酬が続き、紛争が激化していることについて、「軍事的な解決策はない」と述べた。
アラグチ氏は25日付の国営紙イラン・デーリーのインタビューで、「われわれは、イエメン、バベルマンデブ海峡、その他の地域問題に対して軍事的な解決策はないと信じている」と述べた。
イエメンの状況について同氏は「イランのせいにすることはできない」とし、バベルマンデブ海峡での一連の事案は「イエメン、サウジアラビア、そして中東諸国の間の根深い確執や問題に起因するものだ」と語った。
イラン外務省のエスマイル・バカイ報道官も同様の発言を行い、両国間のいかなる対話に対してもイラン政府が仲介を務める用意があると表明している。
2022年に国連が仲介した停戦以降、ほぼ維持されてきたサウジアラビアとフーシ派の紛争は、フーシ派がサウジの海上封鎖を実施し、タンカーへの攻撃を主張したことで再燃した。
海上封鎖は、イランによるホルムズ海峡封鎖に続き、世界最大の石油輸出国であるサウジの供給能力を脅かすものとなる。
バカイ氏は、「対話の道に戻り、合意されたロードマップを完全に履行することこそが、イエメンの人々の苦しみを終わらせ、地域の安全と安定を維持する唯一の方法だ」と続けた。(c)AFP