韓国銀行、米パロアルト製機器を導入…内部ネットワークの安全性を強化
このニュースをシェア
【07月25日 KOREA WAVE】韓国銀行が、国家情報院のセキュリティー審査を経て、米サイバーセキュリティー企業パロアルトネットワークスの機器を導入したことが分かった。現在は計8台を運用し、中央銀行の内部ネットワークの安全性を強化している。
韓国銀行は、インターネット用と業務用に分けていたパソコンを1台に統合する「ワンPC」体制を構築している。事業には、業務情報を機密、敏感、公開などに分類し、重要度や危険性に応じてアクセス権限や認証水準を変える国家情報院の「国家ネットワーク・セキュリティー体系」が反映された。
韓国銀行によると、2025年8月に始めた試験事業でパロアルト製機器を導入し、適合性を確認した後に追加配備した。8台のうち6台は接続を分散処理するゲートウェイで、2台は利用者認証と機器管理を担う。
機器の選定では、外部クラウドと接続しない環境でも、組織内の電算網に設置するオンプレミス方式で運用できる点を考慮した。複数のゲートウェイに接続を分散し、特定機器の障害がサービス全体に波及する危険を抑えられる構造も主要な条件だった。
次世代ファイアウオール機能や、ほかのセキュリティーシステムとの連携性も重視した。ウイルス対策ソフトなどが特定の利用者やパソコンで異常を検知した場合、情報を受け取って接続を遮断したり、機器を隔離したりできるという。
韓国銀行は必要な機能を定め、複数の機器を試験したうえでパロアルト製を選び、国家情報院との協議を経て導入した。従来の韓国製セキュリティー製品も引き続き使用している。
今回の導入により、高性能人工知能(AI)モデル「クロード・ミュトス」を巡るサイバー攻撃の脅威にも間接的に対応できる基盤が整った。ミトスはソフトウエアの脆弱性を自動で発見し、攻撃命令まで生成できる能力を持つとされる。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News