【7月25日 AFP】サウジアラビア主導の有志連合が24日、イエメン西部のホデイダにある親イラン武装組織フーシ派の軍事標的を攻撃した。イランの支援を受ける同勢力がサウジに対する海上封鎖を発表し、同国の船舶を攻撃したことを受けたもので、フーシ派メディアは2人が負傷したと報じている。

サウジアラビアとフーシ派は数年ぶりに交戦しており、期限切れとなりながらも維持されてきた2022年の休戦協定が脅かされる事態となっている。

有志連合は、紅海で航行するサウジ船舶への攻撃の報復として、フーシ派の拠点をたたき、商船を脅かす標的を破壊したと述べた。

イエメンの治安筋はAFPに対し、ホデイダの海軍基地やカマラン島の軍事キャンプなどが標的になったと語った。

フーシ派による海上封鎖は、イランによるホルムズ海峡封鎖に続き、世界最大の石油輸出国であるサウジの供給能力を脅かすものとなる。

ホルムズ海峡の通航が混乱する中、サウジアラビアにとって石油の海上輸送を継続するためには、紅海へのアクセス確保が極めて重要となっている。

有志連合のトゥルキ・アルマリキ報道官は、「テロリストであるフーシ派部隊が紅海の商船を標的にした」とし、「断固とした強力な報復を実施」し、「軍事報復はこれで終了した」と付け加えた(c)AFP