野犬対策に困惑する70代女性、ソウルで玩具銃を購入…行政対応の難しさが浮き彫りに
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【07月25日 KOREA WAVE】韓国・江原道平昌郡で野犬の群れの脅威に苦しんでいた70代女性が、玩具の銃を買うため、平昌からソウルまで5時間以上かけて移動した事情が伝えられた。
JTBC「事件班長」は最近、ソウル市瑞草区良才洞で玩具や電動ガンなどのキダルト用品を販売する店主の情報提供を紹介した。
店主によると、平昌に住む70代女性は先月、インターネットの利用に慣れていなかったため、バスを何度も乗り継いでソウルの店舗を訪れた。女性は「狙撃用ライフルを買いたい」と話し、自分が使う玩具の銃を探していた。
事情を聞くと、女性が住む村の近くには犬の飼育場があり、管理が不十分で、飢えた犬たちが柵の外に出て村を歩き回っていた。多い時には数十匹が群れで移動し、畑仕事をする住民にうなり声を上げて威嚇することが頻繁にあったという。
女性は飼育場の所有者に抗議し、警察や郡庁にも何度も通報したが、特別な対応は受けられなかったと話した。そんな中、周囲の人から「エアソフトガンの音で犬が逃げる」と聞き、実際に効果を確認した後、壊れた銃の代わりになる製品を求めてソウルまで訪れたという。
店主は「エアソフトガンは威力が強くなく、犬をけがさせるほどではない」として、使いやすい製品を勧め、万一に備えてゴルフクラブも一緒に持たせたと明らかにした。
その後、女性が購入した玩具の銃を使うと、犬たちは驚いて逃げ、それ以降は女性を見ると、まずその場を離れるようになったという。
ただ、ソン・スホ弁護士は、一時的な効果はあり得るものの、犬が音に慣れた場合、かえって危険な状況が起きる恐れがあると懸念を示した。
平昌郡は「飼育場の柵が壊れ、犬が外に出た事実は把握している」としながらも、「所有者のいる犬であるため、即時の捕獲などは容易ではない」と説明した。郡は柵の補修とともに、関連法令に基づく対応策を検討しているという。
(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News