韓国・釜山のタクシー運転手、泣く乗客に5000ウォン「何か食べて」
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【07月24日 KOREA WAVE】韓国・釜山で、タクシーの車内で泣いていた乗客に、運転手が5000ウォン(約550円)を手渡し、「何か食べてから帰りなさい」と声をかけたという話がSNSで注目を集めている。
SNSのスレッズに最近、「釜山のタクシー運転手さんに届きますように」と題する投稿が掲載された。
投稿者は6月24日午後7時48分ごろ、釜山の展示・コンベンションセンター「BEXCO」から門峴洞までタクシーを利用した。当時は個人的な事情で疲れ切っており、地下鉄に乗る気力もなかったため、普段はあまり利用しないタクシーに乗ったという。
車内で家族と電話をしていた投稿者は、一日中こらえていた涙を抑え切れず、泣き出した。できるだけ我慢しようとしたものの、気持ちはなかなか落ち着かなかった。
電話の内容を聞いていた運転手は目的地に到着すると、投稿者に5000ウォン札を渡し、「家に入る前に、何か簡単なものでも買って食べてから帰りなさい」と声をかけた。
20代前半の投稿者は、運転手が娘のように気の毒に思ってくれたのではないかと振り返った。
降車場所は狭い路地で、後続車もいたため、投稿者はとっさに感謝だけを伝えてタクシーを降りた。しかし、手に握った5000ウォン札を見つめながら、しばらくその場に立ち尽くしたという。
投稿者は「世の中は冷たく厳しいものだと思っていた私に、その日一日を温かいものにしてくださり、本当に感謝している」とつづった。
受け取った5000ウォン札は使わず、最も大切にしている本に挟んで保管しているという。つらい日が再び訪れても、この記憶を思い出して乗り越えられそうだとした。
また、次に同じ運転手のタクシーに乗ることができたら、今度は自分が冷たいコーヒーを渡したいと記した。運転手から受け取った優しさを、自分も誰かに分け与えられる大人になりたいと決意を述べた。
最後に、投稿が運転手に届くかは分からないとしながら、暑い夏を健康に過ごし、いつも幸せでいてほしいと感謝を伝えた。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News