【7月24日 AFP】インドのナレンドラ・モディ首相が、大学試験問題の漏えいに関与した者に対する法的改革と迅速な処罰を約束したことを受け、若者主導による風刺政党「ゴキブリ人民党(CJP)」の指導部は、24日に政府側と会談すると述べた。

インドでは、医学部入学試験問題の漏えいや、高校生向けのオンライン採点システムにおける不具合など、一連の不祥事を受けて不満が高まっている。

オンラインで運動が広がったゴキブリ人民党は、この問題に対する抗議活動を主導しており、失態を巡ってダルメンドラ・プラダン教育相の辞任を求めている。

モディ首相は23日深夜のSNSへの投稿で、試験漏えいに関与した者に対する裁判手続きを迅速化するための措置について、24日の閣議で協議すると述べた。

閣僚らからの提案を取り入れた上で、法案の草案を「最終決定する」と同氏は述べ、「法案が可能な限り早期に議会へ提出され、可決されるよう全力を尽くす」と付け加えた。

ゴキブリ人民党の報道官は記者団に対し、「政府が開かれた心で協議に臨み、長期にわたり路上で声を上げ続けてきた国民の意見に耳を傾けることを願っている」「われわれの要求を政府に詳しく説明予定だ。そして、政府がわれわれの声を聞き入れてくれることを期待している」と述べた。

首相による介入は、教育改革を求めるデモ参加者や市民団体からの圧力が強まったことを受けてのもの。この運動を支援するため26日間に及ぶハンガーストライキを23日に終えた活動家のソナム・ワンチュク氏は、平和的なデモ参加者に対して何ら処罰を行わないとの確約を政府から得たと述べた。

ワンチュク氏はさらに、「議会で本件および教育・試験制度における責任明確化の改善について、徹底的な論議を行うことも約束してくれた」とSNSに投稿している。(c)AFP