「日本赤軍」岡本公三容疑者がレバノンで死亡 イスラエル空港乱射実行犯
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【7月24日 AFP】1972年にイスラエルの空港で発生した乱射事件の実行犯でレバノンに亡命していた元日本赤軍の岡本公三容疑者(78)が23日、死亡した。武装勢力「パレスチナ解放人民戦線(PFLP)」が発表した。
PFLPによると、岡本容疑者は、親イラン武装組織ヒズボラの拠点である首都ベイルート南部の郊外で死亡した。戦闘名はアハマド・アル・ヤバニ(日本人アハマド)。
PFLPは声明で「戦闘的同志、岡本公三」の死を悼むと述べ、「パレスチナの大義と共に闘争の場で長い年月にわたる多大な犠牲を払った」として岡本容疑者を称賛した。
1972年5月30日、岡本容疑者ら3人がロッド空港(現ベングリオン空港)で銃を乱射し、約100人を死傷させた。犯行は、日本赤軍と連携していたPFLPにより計画されたという。
他の2人は死亡し、実行犯で唯一生存した岡本容疑者は、イスラエルの裁判で終身刑となったが、1985年にパレスチナ側との捕虜交換で釈放。レバノンで潜伏していた岡本容疑者は1997年、違法滞在の容疑などで検挙されたものの、親パレスチナ団体によるデモの後、2000年に政治亡命が認められた。その後、PFLPの保護下で生活していた。
近年、容疑者はかなり衰弱し、半ば隠遁生活を送りながら、死亡した2人の日本赤軍メンバーの追悼式に時折姿を見せていた。
日本では指名手配されているが、レバノンのパレスチナ難民キャンプの一部では、英雄的な存在として知られていたという。(c)AFP