イランの「地下核施設」 米が攻撃警告もバンカーバスターでは到達不可か
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■遠心分離機に関する報告
国際政治の専門家モハンマド・ハサン・ナジミ氏によると、昨年のフォルドゥの地下施設に対して爆弾が複数投下されたため、イラン当局はピックアックス山のさらに深い層に施設を設置することを計画したという。
ISISが今月14日に公表した衛星画像に基づく分析によると、少なくとも100メートルの深さにあるとされる新施設はまだ稼働しておらず、工事も継続中だとされる。
カーネギー財団の核問題専門家ジェームズ・アクトン氏は、その深さはGBU-57爆弾の貫通能力を超えているとし、アクセス坑道を破壊できたとしても「それだけでは決定打にはならない」と指摘した。
またISISによると、地下空間は兵器級ウランを製造可能な遠心分離機濃縮プラントを収容するのに十分な広さが確保されている可能性があるという。
ウォール・ストリート・ジャーナル紙は22日、数千台の遠心分離機が昨年秋にピックアックス山の地下に移送されたと、イスラエルの情報機関が米国政府に対して断言したと報じた。
複数のイラン専門家は、この情報が公表された「タイミング」に強く注目している。トランプ氏の関心はここしばらく、イスラエルが最重要視する核問題ではなく、ホルムズ海峡の再開に向かっていたためだ。今回の公表には、その関心を再び核問題へ引き戻す狙いがあるとみられる。(c)AFP