韓国カカオ創業者の控訴審、裁判所がHYBE議長の証人申請を棄却
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韓国カカオ創業者のキム・ボムス(金範洙)未来イニシアチブセンター長が、SMエンターテインメントの株価操作に共謀したとして資本市場法違反の罪に問われた事件の控訴審で、ソウル高裁は22日、検察が申請した芸能事務所大手「HYBE(ハイブ)」のパン・シヒョク議長の証人採用を棄却した。
同日の控訴審第2回公判には、キム・ボムス氏のほか、カカオのホン・ウンテク元代表、カカオエンターテインメントのキム・ソンス元代表らが出廷した。
裁判所は前回公判で、1審に出廷しなかったパン議長を証人として採用するか検討するとしていた。検察は、パン議長をキム・ボムス氏の株価操作の意図を立証する重要人物とみているが、1審でも裁判所は核心的な証人ではないと判断し、採用を取り消していた。
裁判所は、控訴審での証人採用は限定的な条件で認められるとして、検察が申請した4人のうち、カカオエンターテインメント投資戦略部門長だったイ・ジュノ氏のみを採用した。
イ・ジュノ氏の供述は検察側の主要証拠とされたが、1審は検察の圧力による虚偽供述と判断し、証拠として退けた。被告側も今回の公判で、供述の信用性を否定した。
弁護側は、キム・ボムス氏が当時、カカオによるSM買収に反対していたと主張した。また、SM株の買い付けは株価操作が目的ではなく、持ち分確保のための市場内取引だったとの立場を改めて示した。
キム・ボムス氏は2023年2月、競合するHYBEの公開買い付けを妨害するため、SM株を公開買い付け価格の12万ウォン(約1万3200円)以上に固定する目的で株価を操作した罪に問われている。
検察は、キム・ボムス氏らが同月の3日間にわたり、約1100億ウォン(約121億円)分のSM株を高値で買い付けるなど、300回以上にわたって株価を操作したとみている。
1審は2025年10月、カカオによる株式取得を株価操作目的の注文とみる根拠が不十分だとして、キム・ボムス氏らに無罪を言い渡した。検察は事実誤認や法理の誤りがあるとして控訴した。
次回公判は8月26日に開かれる。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News