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【07月22日 KOREA WAVE】韓国・釜山市のスポーツジムで、ベンチプレス中の利用者がバーベルに首を圧迫されて死亡した事故を巡り、釜山地裁西部支部は、業務上過失致死罪に問われたジムの経営者とトレーナーに無罪を言い渡した。

事故は2025年12月20日午後1時27分ごろ、釜山市内のスポーツジム3階で発生した。40代の男性利用者が約70キロのバーベルを使い、1人でベンチプレスをしていたところ、首を圧迫された状態で約25分間放置され、意識不明となった。男性は同月27日、外傷性窒息による低酸素性脳損傷で死亡した。

検察は、経営者が体育指導者を配置せずにジムを運営し、従業員を常駐させて利用者を管理したり、防犯カメラで利用者の状態を随時確認したりするよう監督しなかった過失があると主張した。トレーナーについても、利用者の状態を観察し、緊急事態が発生した際に適切な措置を取る業務上の注意義務を怠ったとしていた。

しかし裁判所は、体育指導者を配置しなかった事実だけでは、事故と男性の死亡との因果関係を認めることは難しいと判断した。

裁判官は「ジムに体育指導者を配置する義務があったとしても、事故当時に指導者がいれば事故を防げたと断定するのは難しい」とし、「義務違反と被害者の死亡との間に因果関係は認められない」と述べた。

また、スポーツジムはプールとは異なり、危険性が高い施設とはみなしにくいと指摘した。利用者に事故が起きていないか防犯カメラで随時確認する注意義務があるとする根拠はなく、仮にその義務が認められても、従業員が映像を頻繁に確認していれば男性が死亡しなかったとは断定できないとした。

裁判所は、犯罪を裏付ける証明がないとして、経営者とトレーナーに無罪を言い渡した。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News