韓国・清潭の「マン・オン・ザ・ブーン」ビンテージマーケットで展示された、1940年代の米国製デニムジャンプスーツ。価格は約3000ドル(c)news1
韓国・清潭の「マン・オン・ザ・ブーン」ビンテージマーケットで展示された、1940年代の米国製デニムジャンプスーツ。価格は約3000ドル(c)news1

【07月22日 KOREA WAVE】韓国・ソウルの清潭で、1940年代のデニム衣料や100年以上前の腕時計など、希少な品を集めた「マン・オン・ザ・ブーン」の期間限定ビンテージマーケットが開かれた。

米ロサンゼルスで古着店「シルバーレイク・マーケット」を運営するルイス氏は、会場に展示されたカーハート製のデニムジャンプスーツについて、破れて縫い直された部分も当時の修繕で、古い生地が残る特別な品だと説明した。

会場には、第2次世界大戦中に米兵が着用したシャツや、複数のブランドのワッペンが付いた1970年代のレーサー用デニムジャケット、ひび割れのない1950年代の革ジャンなど、長い歴史を持つ衣類が並んだ。

企画は、幼少期を米ロサンゼルスで過ごした同ブランドのクリエーティブディレクター、キム・シヒョン氏の経験を基に、米国の田舎町で開かれるフリーマーケットをイメージした。キャンプ用の椅子や木箱、わら束、古い陶器、ランプ、旗などを配置し、素朴な雰囲気を演出した。

ビンテージ・カスタムアーティストのディディエも参加し、ブランドの商品に手作業で加工を施した限定品を販売した。このほか、ロレックスやカルティエなどのビンテージ時計約50点と、ビンテージ眼鏡約40点も展示された。

1920年代に発売されたオメガの時計は、もともと懐中時計だった品に、腕時計のベルトを取り付けるための金具を付けて改造したものだ。ゼンマイを約20回巻くと、30~40時間動くという。

ビンテージファッションは、他人とは異なる歴史や希少性を求める消費者の間で人気が高まっている。若者の間では、古着店を巡り、宝探しのように商品を見つける過程そのものが一つの文化として定着している。

会場には、ビンテージファッション好きとして知られる韓国の男性グループBIGBANGのSOLも訪れたと伝えられた。

「マン・オン・ザ・ブーン」は2025年、キム氏の加入を機にブランドを全面刷新した。従来は輸入ブランドを中心とするセレクトショップの印象が強かったが、現在は商品の80%以上を自社企画で構成し、韓国ファッションブランドへの転換を進めている。

2025年12月に開業した清潭の旗艦店では、売上高の20~30%を外国人客が占める。2026年上半期の春夏商品の売上高は、前年同期比で約50%増えた。

同社は今後、イタリアや英国、日本、米国などのメーカーとの協業を拡大し、2027年春にはパーカやカシミヤ素材を中心とした日本製ラインを発売する計画だ。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News