韓国・ティーウェイ航空機内でモバイルバッテリーから煙…乗務員が迅速対応、乗客172人にけがなし
このニュースをシェア
【07月22日 KOREA WAVE】韓国のティーウェイ航空の旅客機内で、乗客が所持していたモバイルバッテリーから煙が出るトラブルがあった。飛行中の出来事だったが、客室乗務員の迅速な対応で早期に収まった。
航空業界によると、20日午前8時50分ごろ、韓国・仁川発フィリピン・ボラカイ行きのティーウェイ航空TW125便が仁川空港を離陸した直後、機内で煙が発生した。SNSには、立ち込めた煙に驚いた乗客が手で鼻や口を覆ったり、座席から離れたりする様子を撮影した映像が投稿された。
現場近くにいた客室乗務員は、煙の発生源となったモバイルバッテリーに直ちに消火器を噴射し、その後、水に浸す措置を取った。火災には至らなかった。同便はその後、予定通り現地時間20日正午にボラカイのカリボ空港へ到着した。
ティーウェイ航空によると、乗客172人と運航・客室乗務員の健康に問題はなく、機体にも点検の結果、異常は確認されなかった。
問題のモバイルバッテリーは乗客が所持していたものだった。ティーウェイ航空は2025年2月から、機内に持ち込んだモバイルバッテリーを頭上の収納棚に入れることを禁止し、乗客が手元で保管するよう定めている。
収納棚に入れると、煙や火災の発生を早期に発見しにくいためだ。さらに2026年2月からは、火災予防のため機内でのモバイルバッテリーの使用と充電も制限している。
ただ、SNSで指摘されたように、乗客が機内でモバイルバッテリーに貼られた絶縁テープを剥がし、無断で使用または充電していたかどうかは確認されていない。
現在、ティーウェイ航空を含む韓国の航空各社は、機内でのモバイルバッテリーの使用と充電を禁止している。また、充電端子が金属に触れないよう、搭乗前に端子へ絶縁テープを貼る措置を取っている。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News