19日午前、仁川市西海区石南洞のクーパン第32物流センター(c)news1
19日午前、仁川市西海区石南洞のクーパン第32物流センター(c)news1

【07月22日 KOREA WAVE】韓国・仁川市のクーパン第32物流センターで発生した火災で、リチウム電池を搭載した物流搬送ロボット数百台が保管されていた5階にも火が燃え広がりかけていたことが分かった。消防当局は隊員を建物内に投入し、集中的な放水で大規模な延焼を防いだ。

火災直後に無線通信の制御網が失われ、4、5階のロボットは遠隔操作で移動できなくなった。棚の構造上、フォークリフトによる搬出も困難だった。

6階からの強い放射熱などで5階上部のパネル2カ所が燃えたため、消防当局は同階を最優先の延焼阻止区域に指定。内部と外部から放水し、冷却による遮断帯を維持した。

6階には大量の可燃物が積まれ、防火シャッターも溶け落ちた。天井が約10メートルと高く、放水が火元まで届きにくいうえ、落下物や崩落の危険も消火活動を妨げた。

消防当局は近隣の液化石油ガス施設や石油化学工場への延焼に備え、消防車両を配置し、水幕設備も稼働させた。火災は18日午前6時54分ごろ発生し、約61時間後の20日午後8時ごろに大きな火が消し止められた。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News