ポータルサイトの検索結果に表示されたノーショッピング旅行商品の一部=記事とは直接関係ありません(c)MONEYTODAY
ポータルサイトの検索結果に表示されたノーショッピング旅行商品の一部=記事とは直接関係ありません(c)MONEYTODAY

【07月21日 KOREA WAVE】韓国で、買い物の日程を含まない「ノーショッピング」の海外パック旅行中に、現地ガイドから商品を紹介されたり、購入を勧められたりしたとの苦情が出ている。消費者は旅行の趣旨に反すると主張する一方、旅行業界はショッピングセンターへの訪問がなければノーショッピング商品に当たるとしており、認識に隔たりがある。

ノーショッピング旅行は、一般的なパック旅行より料金が高くても観光に集中できるとして、夏休みシーズンを中心に人気を集めている。

最近、利用者の一人が旅行会社の掲示板に苦情を投稿した。現地ガイドから、日程に余裕があるため現地のコーヒーを紹介すると案内されたが、実際には韓国人が経営する販売店を訪れたという。

利用者は、ジャコウネコのふんから作るコーヒーや肌に塗るスクラブについて長時間説明を受けたと主張。同行者も不快に感じていたが、旅行の雰囲気を壊したくなくて何も言えなかったと訴えた。

別の利用者も、移動中のバス内で現地ガイドが特産品を紹介し、購入を勧めたと明かした。いずれの旅行にも正式な日程としてショッピングセンターへの訪問は含まれていなかったが、利用者側は購入を勧める行為自体がノーショッピングの趣旨に反すると指摘している。

旅行業界は通常、ショッピングセンターへの訪問が正式な日程になければ、ノーショッピング商品とみなしている。業界関係者は、一部の現地手配会社やガイドが追加収益を得るため、契約範囲を外れた可能性があると説明した。

問題が確認された場合、旅行会社はガイドへの教育や警告、業務からの除外などの措置を取るという。ただ、ショッピングセンターを訪れたかどうかだけで契約の履行を判断する場合もあり、利用者との認識の違いにつながっている。

現行法には「ノーショッピング」を定義する規定がない。文化体育観光省は、事前の同意なく買い物の日程などを変更した場合は制裁できる一方、バス内での商品販売や購入の勧誘が法令違反に当たるかは判断が難しいとしている。

公正取引委員会は、消費者が一般的に受け止める内容と実際のサービスが異なれば、表示広告法に違反する可能性があると説明した。ただし、実際に商品を販売したのか、購入を勧めた程度だったのかなど、具体的な状況を確認する必要があるとしている。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News