中国乗用車販売が減少 ARCFOXは上半期に増加
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【7月30日 東方新報】今年上半期、中国では600車種を超える新車が発売された一方、乗用車市場全体の販売台数は前年同期比で約20%減少した。
価格競争の長期化や新エネルギー車向け補助政策の縮小、原材料価格の変動などを背景に、自動車メーカーを取り巻く環境は厳しさを増している。市場では新興ブランドの淘汰も進み、月間販売台数が2万台を超えるかどうかが、一定の事業規模を確保する目安の一つとなっている。
こうした中、北汽集団(BAIC Group)傘下の新エネルギー車ブランド「極狐(ARCFOX)」は販売台数を伸ばした。公開データによると、2026年6月の販売台数は2万5,646台で、前年同月比219.3%増となった。1~6月の累計販売台数は8万581台で、前年同期比65.88%増加した。
中国市場では新車の投入が相次いでいるものの、月間販売台数が1万台を超える車種は一部に限られている。市場全体が低迷する中、ARCFOXの販売増が目立つ結果となった。
同ブランドは現在、「アルファ」「ベータ」「問道」の3シリーズを展開し、乗用車やSUV、MPVなど複数の市場をカバーしている。単一車種への依存を抑え、商品構成を広げる戦略を進めている。
今後は、中型SUV「アルファT7」を投入する予定で、電気自動車とレンジエクステンダー仕様を用意する。華為技術(ファーウェイ、Huawei)の運転支援システムも採用するという。このほか、高級MPV「問道V9」のEVモデルなども順次発売する計画だ。
ARCFOXは販売網の拡充と新車投入を進め、月間販売3万台規模を目指している。中国の新エネルギー車市場で成長を維持できるかが注目される。(c)東方新報/AFPBB News